【お知らせ】とつとつダンス トークセッション 認知症高齢者とのダンス・音楽による非接触コミュニケーションの可能性

Posted by on 10月 7, 2020 in Staff Blog, おしらせ, 老人ホームで学ぶ、シリーズとつとつ | 【お知らせ】とつとつダンス トークセッション 認知症高齢者とのダンス・音楽による非接触コミュニケーションの可能性 はコメントを受け付けていません。

【お知らせ】とつとつダンス トークセッション 認知症高齢者とのダンス・音楽による非接触コミュニケーションの可能性

とつとつダンス トークセッション 
認知症高齢者とのダンス・音楽による非接触コミュニケーションの可能性

Jareo, Kamal and panelists


ダンサー・砂連尾理と、サウンドアーティスト カマル・サブランが行う認知症高齢者との共同ワークショップをめぐって、多彩なゲストとともにオンライン座談会を開催します!

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高齢社会を迎えて久しい日本と、高齢化が進むマレーシアに目を向けると、ともに認知症患者の人口比率は年々増加しています。
 
日本では、2025年には65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症に罹患するというデータもあります。
私たち一般社団法人torindoでは、2009年から振付家・ダンサーの砂連尾理とともに、京都府舞鶴市の特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」に入居するお年寄りや施設職員、地域住民とともにダンスワークショップやダンス公演を行ってきました。
 
一方、マレーシアのサウンドアーティスト、カマル・サブランは多分野のアーティストととの共同制作や多彩な音楽活動を行うかたわら、アルツハイマー型認知症の患者を対象とした音楽による療法の可能性を研究しています。
 
今回、新型コロナウィルス感染症の感染拡大がきっかけとなり、この2名のアーティストによるオンラインでの認知症高齢者へのダンス・音楽ワークショップを行うことになりました。その様子を記録した映像やアーティストの活動報告をもとに、様々なゲストを招いた座談会をオンラインにて開催します。

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●日時:2020年11月1日(日)午後2時~午後4時45分

●会場:オンライン
(お申込みいただいた方にYoutubeライブのリンクをお知らせします)

●参加費:無料(下記のフォームよりチケット購入の必要があります)

 
●パネリスト:

砂連尾理(ダンサー・振付家)

カマル・サブラン(サウンドアーティスト)

藤波努(知能情報学・北陸先端科学技術大学院大学教授)

伊藤亜紗(美学者・東京工業大学准教授)

オクイ・ララ(アーティスト、カルチャル・ワーカー)

*司会:森真理子(アートプロデューサー・torindo代表理事)
 
 
●内容:

【第1部 午後2時~3時15分】
<登壇者:砂連尾理、カマル・サブラン、藤波努>

・9月に行われた砂連尾とカマルによるオンラインワークショップの紹介(映像①)と、
 二人の活動紹介
 
・ダンスや音楽による認知症高齢者への行動変化・療法や高齢者介護現場における可能性について
 
・質疑応答
 
 
【第2部 午後3時30分~4時45分】
<登壇者:砂連尾理、カマル・サブラン、伊藤亜紗、オクイ・ララ>
 
・9月に行われた砂連尾とカマルによるオンラインワークショップの紹介(映像②)
 
・国や地域を超えた高齢者とのオンライン上でのアート表現の可能性について
 
・質疑応答


※座談会には日本語・英語の逐次通訳が入ります。
参加は無料です。ただし下記いずれかの形(GoogleフォームまたはPeatix)でチケット購入をしていだく必要があります
 
 
●申し込み先:GoogleフォームまたはPeatixからお申し込みください。
Google フォームより:https://forms.gle/7RmHd8ZsZe2zAtAM9
 
●クレジット
主催・問合せ先:一般社団法人 torindo
協力:特別養護老人ホーム グレイスヴィルまいづる


パネリスト・プロフィール

砂連尾理(ダンサー・振付家)

Jareo Osamu IMG_0656

91年、寺田みさことダンスユニットを結成。02年、「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」(グランプリ)、「オーディエンス賞」をW受賞。04年、京都市芸術文化特別奨励者。08年度文化庁・在外研修員として、ドイツ・ベルリンに1年滞在。

近年はソロ活動を中心に、ドイツの障がい者劇団ティクバとの「Thikwa+Junkan Project」(ドラマトゥルク・中島奈那子)、京都・舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」、「とつとつダンス part.2―愛のレッスン」、宮城・閖上(ゆりあげ)の避難所生活者への取材が契機となった「猿とモルターレ」、病、障害などを〈生きる過程にある変容〉と捉え、対話を通してダンスへと変換する「変身—ええ、私です。又あなたです。」、また映画濱口竜介監督映画「不気味なものの肌に触れる」への振付・出演等がある。

著書に「老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような―」(晶文社)。立教大学 現代心理学部・映像身体学科 特任教授。

 

カマル・サブラン(サウンドアーティスト)

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マレーシア・イポーを拠点とするアーティスト、研究者。その学際的な活動はアート、科学、テクノロジーを横断し、作品は実験音楽、パフォーマンスアート、ビデオやエレクトロニックによるインスタレーションを含む。アートと健康・福祉の分野に関心があり、ヒーリング・アート・プロジェクトやアルツハイマー病患者のためのサウンドスケープなど、いくつかのプロジェクトを継続的に制作する動機となっている。

2004年マレーシア国立美術館「ベスト・ニューメディア・アーティスト賞」、2006年「ベストNOKIAミュージック・ビデオ・ディレクター」、2007年インドネシア国立美術館「ASEANニューメディア・アーティスト賞」をはじめ多数の受賞や機関からの招聘を受ける。またサウンドアート集団「スペース・ガンブス・エクスペリメン」や、実験的なプロジェクト制作に焦点を当てたクリエイティブ・スペース「イポー・エクスペリメンタル・アート・スクール」の創設者でもある。博士論文では『アルツハイマー患者の治療法としてのサウンドアートの適用性に関する研究』を執筆。現在、ペナンのマレーシアサインズ大学(USM)で講師を務める。

 

藤波努(知能情報学・北陸先端科学技術大学院大学 教授

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幼少時に多動症だったので、座る訓練としてピアノ、珠算、書道、絵画を習わされる。就学前の夢はコックになることだった。高校で後輩に頼まれ、部員を増やすため演劇部に加わる。研究者としてスキルサイエンスに取り組むが、身体技能への興味は早い時期に培われた。

大学で哲学を学ぶが、能力が足りないのを自覚し、就職して人工知能関連の研究開発に携わる。その後、大学に入り直して意味論を研究する。ドイツで働いてから日本に戻って再就職し、知識科学を標榜する。砂連尾さんとは小学校で「ロボットと踊ろう」という実験をして知り合った。家で妻が伊藤亜紗さんの本を読んでいて、横から盗み読みした。人と会ったり野に出たりすることが仕事なのでコロナ禍で途方に暮れたが、気を取り直し、遠隔分散で身体あそびをする方を考えている。専門は「人工知能」と答えているが、「達人の技の研究」といった方がわかりやすいかもしれない。


伊藤亜紗(美学者・東京工業大学准教授

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東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター/リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は、美学、現代アート。もともと生物学者をめざしていたが、大学2年で文転。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究美学芸術学専門分野を単位取得のうえ、退学。同年、同大学にて博士号を取得(文学)。著書に『『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社、2015年)、『どもる体』(医学書院、2018年)、『記憶する体』(春秋社、2019年)、『手の倫理』(講談社、2020年)など。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017、第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞(2020)受賞

 

オクイ・ララ(アーティスト・カルチャルワーカー)

okui lala_photo

1991年生まれ。マレーシアのクアラルンプールとペナンを拠点に活動をおこなうアーティスト、カルチャー・ワーカー。オクイの活動は、ビデオ作品やパフォーマンスから、コミュニティとの協働まで広範囲におよぶ。裁縫、料理、会話、建築といった家庭的な行為や職業的行為を通して、ディアスポラ、移民、故郷、社会的帰属をテーマに作品を制作している。

近年は、シンガポール・ビエンナーレ(2019)、フェスティバル/トーキョー(2019)、山口情報芸術センター(2019)、パラサイト(香港、2018)、ナショナル・アート・ギャラリー(マレーシア、2017)、さいたまトリエンナーレ(2016)などで作品を発表している。2017年に国際交流基金アジアセンター・フェローシップ・グラントを受賞。

現在は、大学でマルチメディアを教える傍ら、Arts-Ed(ペナン)やKuriya(日本)等で、異なる文化背景を持つそれぞれのコミュニティに基づくワークショップを行っている。

 

森真理子(アートプロデューサー・torindo代表理事)[司会]

京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター等での勤務を経て、2007年より、シアターカンパニー「マレビトの会」ほか、フリーランスで舞台芸術から展覧会まで幅広く企画制作・プロデュースを行う。2009年より京都府舞鶴市でのアートプロジェクト「まいづるRB」ディレクターを務め、日比野克彦「種は船プロジェクト」(2009-2013)、砂連尾理「とつとつダンス」(2010-)等、地域と連携した事業を多数企画する。2012年「一般社団法人torindo」を立ち上げ、代表理事を務める。「六本木アートナイト2014」「さいたまトリエンナーレ2016」のプログラム・ディレクターを務める。現在、日本財団DIVERSITY IN THE ARTSにて「True Colors Festival」プロデューサーを務める。

 

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