[レポート]パラピリオの森のその先に0

Posted by on 11月 14, 2016 in Staff Blog, おしらせ, まいづるRB, 赤れんが配水池特別展覧会「パラピリオの森」 | [レポート]パラピリオの森のその先に0 はコメントを受け付けていません。

[レポート]パラピリオの森のその先に0

torindoのまいづるRB担当の豊平です。
寒くなってきました。ハロウィンが終了し、クリスマスが来るわけで。
だんだんと西欧の死者の祭りがもりだくさんの季節になります。

さて、少し前に10月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)に行った、
舞鶴赤れんが配水池を舞台に4名のアーティストにより繰り広げられた特別展覧会「パラピリオの森」は無事に終了いたしました。

撮影:相模友士郎

撮影:相模友士郎

撮影:相模友士郎

撮影:相模友士郎

すべての撤収も終えた赤れんが配水池は、
4日間の喧騒が嘘のように、静かにいつもの風景に戻っています。

撮影:木村衣里

撮影:木村衣里


そう、確かに喧騒でした。
なんと想定もしていなかったトータルで1000人を超す観客の方々が、
丘の上まで上がってきてくれました。

来場者数は具体的には以下の通りです。
22日(土):328名
23日(日):300名
27・28日(木、金);50名
29日(土):174名
30日(日):207名
計1059名

この1000人越えは僕らにとってはちょっとした事件でした。
気候の悪さ(とにかく北風がビュービューだし、そこに冷たい雨も加わってちょっとした嵐の日が多かった)に加え、
美術館もなく大学(短大も)もなく現代アートに触れる機会が極端に少ない舞鶴であること、
さらに会場になっている「配水池」という、舞鶴住人にとって生活導線上にないという立地の悪さを加味すれば、4日間で1000人越えはびっくりです。
たとえば2015年の配水池企画「時間旅行博物館」では7日間でようやく1000人なので、
配水池企画では初体験の人気ぶりでした。

口コミが機能した、というのも7年近く舞鶴で活動してきた我々にとっては驚くべきことです。
実際、一人で来たおばあさんが次の週に旦那さんを連れてきたり、
かと思えば母娘で来た方々が父親や祖父母を連れて再訪してくれたり。
「どうしても観たい」という方もおられて、平日開催してみたり。
(ほとんど広報していないのに、平日の27日、28日に50名来てくれたこともびっくりなのです)

参加アーティストの一人斉藤幹男くんが「6年前は考えられなかった」と言ってくれましたが
だとすれば、少しは僕らのやってきたことが受け入れられてきたのかもしれません。

撮影:相模友士郎

撮影:相模友士郎

撮影:木村衣里

撮影:木村衣里

もっとも舞鶴市役所の観光商業課が日本遺産ウィークという別企画の流れで熱心に広報してくれたことや、
近年の芸術祭の流行によって世間的に現代アートが受け入れられやすくなったというのもあったとは思います。
なにより、参加アーティストである増田美佳さんが名づけてくれた「パラピリオの森」という素敵なタイトルはもちろん、全体のディレクションをしてくれた山田晋平さんをはじめとするすべてのアーティストが全力を出してくれました。
そういった諸条件が複雑に作用した結果なので、もちろん一概にはいえないわけですが。

ともあれ、なんともいえない暖かな雰囲気に包まれて、会期を終えることができました。
お越しくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました!!

「パラピリオの森」の整理というか、まとめはまだまだ継続しております。
どういった経緯で赤れんが配水池はパラピリオになったのか。パラピリオとは何だったのか。
その経過はまたHPやFBで発表していきますので、みなさまもうしばらくおつき合いください。

下の写真は、気付かなかったという声も多かったスサイタカコさんによるパラピリオと一体化した(?!)カガ博士こと“パラカガピリオピピ”。「パラピリオの森で ヨナヨナおどる アーラ ヨイヨイ ホウシ フワフワ キノコおどりも たのしいな」と踊っているそうです。もしかしたら、今でも配水地の奥に小さく踊っているかもしれません。

撮影:相模友士郎

撮影:相模友士郎

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